水性塗料(R-M)

水性塗料とは?

自動車業界では従来、溶剤系塗料を使用していました。
しかし塗装品質の向上や環境保護、法規制対応の観点から、
業界全体で水性塗料へ置き換わる流れとなっており、
カナザワ板金ではR-M オニキス(R-M ONYX HD)
というBASF社が提供する高性能な水性塗料システムを導入しました。

水性塗料(R-M)を使用するメリットとは?

車体塗装において水性塗料を使用する利点は多岐にわたります。

まず、環境への配慮という点では、水性塗料はVOC(揮発性有機化合物の略称で、
光化学スモッグなどの大気汚染を引き起こす原因物質の1つ)の含有量が少なく、
環境への負荷を軽減し、排出規制の厳しい地域でも容易に使用できます。
さらに、有害物質の排出が少ないため、地球温暖化や大気汚染の防止に貢献します

塗装品質においては水性塗料は薄く均一な塗膜を形成しやすく、
優れた発色性光沢を得られるため美しい仕上がりになります。
従来の溶剤系塗料と水性塗料では、メタリックやパール塗装で使われている「顔料」
「アルミ」などが異なります。特に水性塗料特有の「冴えたアルミ感」の再現は
溶剤系塗料には不可能なレベルと言っていいでしょう。
また、車体の美観を向上させるほか、高い耐候性耐紫外線性を持ち、
長期間にわたって色あせや劣化を防ぎます

ヨーロッパでは既に2007年1月から法規制により溶剤系塗料の使用が禁止となり、 水性塗料(クリヤーコートなどの一部は溶剤系塗料)に置き換わっています。

欧州車ではフォルクスワーゲンやアウディなど多くのメーカーの生産ラインで採用されており、
メルセデス・ベンツやBMWなど多くのメーカーより補修塗料の認定を受けています。
国内ではマツダ、ホンダなどの内製工場で補修塗料として採用されています。

そして何よりお客様のお車を預かる場所としてリスク管理は徹底しております。
水性塗料は引火性が低く火災のリスクも少なくなっております。
また、有害な化学物質の吸入リスクが低く
作業者にとって安全な環境を構築することができます。

このように水性塗料(R-M)を採用することにより様々なメリットがあることがお判りいただけたと思います。

カナザワ板金では塗装の仕上がりにも
絶対の自信があります。
板金修理の際には
品質の高い塗装をお約束いたします。
安心してお任せください!

※ 令和元年度補正 ものづくり補助金により作成

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